Rails Developers Meetup 2019 Day 1
Rails Developers Meetup 2019(略して、Railsdm)に参加してきたので簡単にまとめました。
さすがクラウドベンダーの会社だけあって、会場の入り口にオラクル製のラックが飾られてました
オフィスにラックがあるのはインパクトがありますねw
受付でパンフレットと食事引き換え券、名札などを受け取り、来場
企業が配るような本格的なパンフレットで、全69セッションの詳細が詳しく載っていました
結構な数の企業がスポンサーとして、飲食などを提供
中でもSpeeeさんが淹れたてのオリジナルブレンドコーヒーを振舞っていました
何度でもおかわりが出来たのでカフェイン漬けにw
開会式は、最初に主催者のカルパス(@yoshi_hirano)さんがご挨拶
たった一人でここまでのイベントの準備をしたとのことでしたが、すごい行動力・・・
初日の基調講演は、Railsの産みの親であるDavid Heinemeier Hansson(@dhh)
シカゴからリモートでの講演
朝ごはんを食べながら、質問に回答していく緩い感じの基調講演でしたw
傾聴したセッションについて
一からRailsアプリを作る上で考える必要があること、他のGemを参考にするために念入りにGem検索をするなど、Rails熟練者の知見が詰まってました
時間の限界で全部聞けず残念です。できればスライドを公開して欲しいです
はてなに入社しないと読めないとのことです。。
pixiv chatstory(ピクシブ チャットストーリー)
というサービスを少人数ですばやく開発した時のノウハウ
開発スピードを優先するのにRailsは最強、インフラのアーキテクチャはherokuで十分など良く聞く話のように聞こえますが、開発速度を優先すると同時にレスポンス改善のために、JsonをCDNにキャッシュさせるなどの思い切った施策も行なっています
RubyGemsの開発の裏側や3.0で追加された機能など普段聞くことが出来ない話が聞けました
RubyGemsとBundlerを統一して、npmのように使えるようにしたいという展望があるそうでこれからが楽しみです
フロントエンドから直接クエリが叩く言語としてSQLQLというものが検討されているらしい
ただ、DeleteやUpdateなどが簡単に叩けてしまったり、DDOS攻撃に弱いなどの現状の課題が多く、実現は遠そうな感じです。
改善による期待効果が大きい箇所の見つけ方や問題を明確にする方法、改善後の効果の検証方法など、具体的な例を取り上げながら説明
プロダクトだけに閉じない視野は意識しつつも、忘れてしまうので気をつけないといけないですね
比較的日本では長めの5年間という期間、マイクロサービスを運用してきた知見やノウハウ
エンジニアの数よりサービスの方が多いのは驚きです
しかも、ほとんどのマイクロサービスはGo言語など使用しているのに対し、Finc technologiesはほとんどRailsで実現しているそうです
もしかしたら、それぞれのサービスを小〜中規模で開発するようにすれば、Railsでも十分にマイクロサービスを運用できるのかもしれない
タイトルにあるように所々雑でゆるいスライドが面白い
海外企業でマイクロサービスを経験した経験があり、リリース時のノウハウに焦点を当てて発表
Railsを運用していく中で、レールから外れたパターンの実装方法について失敗も含めて説明
主に、サーバサイドレンダリングでの開発・運用ノウハウですが、Service層に関してはシングルページでも課題になる話であるため、今後開発に向けて大変参考になりました
数年前に、@a_matsudaさんが開発したGem(heavens_door)をデモを交えて紹介
ここまですごいものが作れるか分かりませんが、自分もGemを開発してみたい
初日最後の基調講演
「たのしいRuby」の著者としても有名な高橋(masayoshi takahashi (@takahashim) | Twitter)さんが35年定年説などに触れつつ、40、50代エンジニアのキャリアについて考察
最後に
2日目に関してもまとめます
とりあえず、1日目はここまで